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第70師団 (日本軍) : ウィキペディア日本語版 | 第70師団 (日本軍)[だいななじゅうしだん]
第70師団(だいななじゅうしだん)は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。 == 沿革 == 太平洋戦争開戦後に中国に在った独立混成旅団を改編し、占領地の警備と治安維持を目的に編成した治安師団の一つ。1942年(昭和17年)2月に独立混成第20旅団を基幹に、広島師管で編成された歩兵第62旅団を加えて編成された。同年4月に編成完了後、第13軍に属し、上海方面の警備や治安維持に従事した。 師団の編制は、4つの独立歩兵大隊から成る歩兵旅団(甲師団の歩兵旅団は2個連隊構成)を2つ持ち、砲兵力を欠いた丙師団である。後に師団砲兵隊が所属した。 1942年(昭和17年)5月から浙贛作戦に参加。さらに、広徳、衢州、麗水、温州などでの作戦に従事した。その後、嘉興方面で防備を固めていたが、関東軍への転用が命じられ、満州に向けて出発した直後に終戦を迎えた。
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